第八話 グループ皆賞金首ここはゴットウェア大陸。地球で言うとアフリカ大陸のようなところ。大自然あふれる神秘的な地。竜が生まれた地とも言われ、神聖なる土地でもある。そのため竜族はあまりここを訪れない。そういうところに・・・。 ルナとハンバーガーロボ、マルコはブラフマ大樹林を越え、メガロ山脈をやっとのこさ越えて、ゴットウェアの中でも髄一の大都市で港町「グラウ」に到着した。辺境の地らしく、また早朝だったのか人はいなかった。こじんまちとしていた。過疎地域だった。 ルナ「やっと着いたわね。ここで仲間を探さないと・・・。」 マルコ「どうしてここに仲間いるって分かるのか?。」 ハン「私のサーチ機能です。仲間います。何人になるかはわかりませんが・・・。」 マルコ「誰なのかなあ~。」 ルナ「それは分からないと言っているでしょ。だからマルコは、バカと言われるのよ。バカ。」 マルコ「バカバカうるさいぞ。お前はおしゃべりとんまだ。」 けんかになった。ハンバーガーはアームで止めさせた。 ハン「喧嘩はやめましょう。まだここがどこかも分からないのに傍若無人に振舞うのは危ないです。ん、ニュースのようです。見てみましょう。」 掲示板にニュースが映ったのは驚きだが、一応見てみた。周辺住民(竜)も来ていた。 ドゥトゥ~、とうとう~ This is チャンネ~ル DDN(ダイナミック・ドラゴン・ニュース) というテロップが出た。スクリーンの右下に「国営」と書いてあったから、国営放送なのだろう。すると、アナウンサーが出てきてニュースを読み上げた。 アナ「みなさんおはようございます。臨時緊急ニュースです。数日前の帝都メガロドラゴネア爆破テロ事件の犯人が判明いたしました。賞金首を発見した場合はすみやかに警察にご一報ください。また、犯人を見つけても武器を持っている可能性があるので、間違っても戦ったりしないでください。では、また。」 ルナ「一体誰だろ・・・!!」 ルナは犯人は誰だろうと見ていたらびっくりした。ニュースの後の賞金首リストに・・・。 賞金首リスト ピノン=パカプカ 1億ドラゴ ルナテュレース=ワントリンク 2500万ドラゴ マルコ 5000万ドラゴ カモネギ 9000万ドラゴ ワンリキー 7500万ドラゴ ニューラ 8000万ドラゴ ラディナ 1000万ドラゴ ハンバーガーロボ 5000万ドラゴ リザードン 500万ドラゴ カメックス 500万ドラゴ フシギバナ 100万ドラゴ ライチュウ 50万ドラゴ ウツボット 1万ドラゴ エレキッド 1000ドラゴ 見つけた方は警察のほうへご一報ください などと写真など詳しいプロフィールが書いてあった。 ルナ「ええ・・・」 大声を出そうとしたが、マルコとハンバーガーロボがとめた。 マルコ「早く逃げるぞ。フードをかぶったほうがいいかもな。」 そういうとそそくさと路地裏へ逃げた。安全地帯に来た(ロボがそう言っている)ところで会話した。 ルナ「どうしてみんな賞金首になってるの。分からないよお・・・。」 ルナはパニックになっていた。 ハン「事件の犯人になっているようですね。正式には容疑者ですが・・・。そういうことは置いておいて、町を下手に動けないですね。ここで緊急臨時ニュースならさらに都会に行けば検挙される確率も高くなる。町には入れないですね。」 マルコ「そんなぁ~、腹減ったぞ。」 ルナ「いいものがあるよ。これみて。」 飴玉を見せた。 マルコ「うまいのか。」 ルナ「うまいかはどうか知らないけど・・・。これは大きさを変えれるキャンデーなの。魔法界では有名だからウィザード・アマゾンで買ったわ。少し高かったけど・・・。」 ハン「それで変装するつもりですね。いい考えです。ですが、服はどうすれば・・・。」 それは問題があった。この飴玉は身体は大きくしてくれたり、逆に小さくしてくれたりするのだが、服は変わらないため身体に合う服が必要だった。するとなにやらロボがぴんと来たようで・・・。 ハン「私は着せ替えカメラ機能もついていますので大丈夫です。」 そういったので安心して変装した。15歳ルナと15歳マルコとハンバーガーロボポケットモードでルナのポケットに入るという変装が完成したのだった。 |